阪神が1か月ぶりの連敗 9回は盗塁死の判定巡り岡田監督が猛抗議
◇プロ野球セ・リーグ DeNA2-1阪神(18日、横浜スタジアム)
最大のチャンスをDeNAの好守備に阻まれた阪神が接戦を落としました。
打線は初回、好投手の東克樹投手から2本のヒットで1、3塁とすると5番ノイジー選手がライトへ鮮やかなタイムリー。幸先よく1点を先制します。
先発の村上頌樹投手は、3回まで無失点の好投。しかし4回、宮崎敏郎選手にソロホームランを献上。それでも5、6回と打者3人で打ち取り、テンポよく試合をつくります。
すると打線は7回に連打で1アウト1、2塁とすると、8番・小幡竜平選手に代わり、代打の原口文仁選手が三遊間への内野安打で満塁とチャンスが拡大。この場面で岡田彰布監督は先発の村上に代打「ミエセス」をコール。2者連続代打で勝負を仕掛けましたが、ミエセス選手の痛烈な打球はサードの宮崎選手の好守備に阻まれダブルプレー。勝ち越しのチャンスを逃します。
すると直後の守りで誤算。8月7試合で防御率0.00と好調の2番手・加治屋蓮投手が山本祐大選手に勝ち越しタイムリーを献上します。
さらに9回には1アウト1塁の場面で熊谷敬宥選手が盗塁。セーフの判定でしたが、DeNA側がリクエスト。これがアウトに覆り岡田監督が猛抗議しましたが、そのまま敗れました。
岡田監督2者連続代打の采配も実らず、7月13~16日以来1か月ぶりとなる連敗です。