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「狙って出せたのは初めて」競泳・青木玲緒樹 2日連続日本新50mでも代表内定

2022年3月3日 22:19
「狙って出せたのは初めて」競泳・青木玲緒樹 2日連続日本新50mでも代表内定
競泳女子50m日本新記録で代表に内定した青木玲緒樹選手 (写真:松尾/アフロスポーツ)
競泳・国際大会日本代表選手選考会2日目(3日、東京辰巳国際水泳場)

今月2日の100m平泳ぎで日本新記録を樹立した、東京五輪代表・青木玲緒樹(れおな)選手が50m平泳ぎで2日連続の日本記録を樹立しました。

スタートから飛び出すと、そのまま30秒27の日本新記録で優勝。6月にハンガリー・ブダペストで行われる世界選手権の派遣標準記録を突破し、日本代表に内定しました。これで2種目めの代表内定となります。

レース後、青木選手は「昨日(2日)もいいレースができて、今日は自信を持ってレースに臨むことができました」とコメント。

前日に日本新記録を樹立した100mでは、50mの通過時点で当時の日本記録を上回るタイム(30秒54)をマークしていた青木選手。

「今日はその記録より速いタイムで日本記録を出さなきゃいけないという緊張はありましたが、狙った中で日本記録を出せたのは初めてなので、そこは自信につながりました」と笑顔を見せました。

東京五輪の100m平泳ぎでは、予選敗退に終わった青木選手。「五輪以降ずっと苦しい時期というか、水泳に前向きになれず、向き合えない時間があったんですけど、そういう時でも平井先生(日本代表ヘッドコーチ)やチームの仲間の支えがあって選考会も迎えられましたし、感謝の気持ちが大きいです」と改めて周囲への感謝の言葉を口にしました。