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「今までで一番1点を取るために苦労した」高校生王者・沖本優大が世界2位奈良岡功大に敗戦も収穫

2023年12月28日 6:23
「今までで一番1点を取るために苦労した」高校生王者・沖本優大が世界2位奈良岡功大に敗戦も収穫
沖本優大選手
◇全日本総合バドミントン選手権大会(27日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ) 男子シングルス2回戦 奈良岡功大2-0(21-15、21-16)沖本優大

インターハイ王者でアジアジュニア選手権銀メダリストの高校3年生、沖本優大選手(埼玉栄)が、世界ランキング2位の奈良岡功大選手(FWDグループ)と対戦しました。

普段からYouTubeのライブやテレビ越しで応援していると話した沖本選手。世界トップクラスの選手との真剣勝負では、強烈なスマッシュを放つなど得点。第1ゲームでは序盤リードを奪います。しかしその後は奈良岡選手に主導権を握られると、2-0でのストレート負け。世界2位の壁に阻まれました。

試合後、奈良岡選手との対戦を終えた沖本選手は「勝つことを目指してコートに入り、自分からのミスはゼロにする試合をしようと思っていたが、思うようにさせてもらえなかった。今までで一番1点を取るために苦労しました」と、奈良岡選手の攻守での上手さと強さを感じていました。

それでも試合を通じて収穫もあったことを口にした沖本選手。「相手の足が止まって逆をつけている球があったので、通用しているとは言い切れないですけど、効いた球は何回かあったと思います。フェイントに頼らず、速さを大事にその中でフェイントを使っていければいいかなと思います」

一方の奈良岡選手は「きょうの相手は高校生チャンピオンで強いと思っていたので、しっかり準備して入りました。高校チャンピオンなので、うまいなと思いました」とその実力を称賛するコメントを残していました。

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