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【阪神】完勝も近本が死球で途中交代 伊藤将司がわずか90球1失点で完投勝利 優勝マジック『15』へ

2023年9月3日 20:49
【阪神】完勝も近本が死球で途中交代 伊藤将司がわずか90球1失点で完投勝利 優勝マジック『15』へ
阪神・岡田彰布監督
プロ野球セ・リーグ 阪神7-1ヤクルト(3日、神宮球場)

阪神は、先発の伊藤将司投手が9回90球1失点の力投でヤクルトに3連勝。優勝マジックを15に減らしました。

初回、相手のエラーで1点を先制すると、佐藤輝明選手に17号3ランが飛び出し、初回に4点を奪います。続く2回にも中野拓夢選手とノイジー選手のタイムリーで2点を追加。6回には森下翔太選手が9号ソロを放ちさらに1点を加え7点リードとします。

投げては、先発の伊藤将司投手が5回までわずか44球無失点と完璧な投球を披露。7回、先頭バッターに2塁打を許し、この日初めて得点圏にランナーを置きますが、村上宗隆選手、サンタナ選手と主軸を打ち取り無失点に切り抜けます。

伊藤投手は9回1アウトから代打・赤羽由紘選手にソロホームランを浴び、9イニング以上を100球未満で完封勝利する「マダックス」こそ逃しますが、わずか90球1失点の完投勝利。今季9勝目をあげました。

2位広島が負けたため、阪神は優勝マジックを2つ減らし『15』としました。

またこの試合、7点リードの9回に近本光司選手が、ヤクルトの山本大貴選手に脇腹付近へ死球を受けて途中交代。この日2本のスリーベースを放っていたリードオフマンの状態が心配されます。