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【新事実】藤澤五月は左手に「手相を書いていた」、「LED知那美」カーリング女子日本×上田晋也 ~前編~

2022年2月21日 21:30
北京五輪で日本カーリング史上初となる銀メダルを獲得した女子日本代表ロコ・ソラーレが、日本テレビ「くりぃむしちゅーの!THE LEGEND」に出演。番組MCの上田晋也さんのインタビューで、大会中話題となった「藤澤五月選手の手の甲の文字」に関して、新事実が明らかとなりました。

インタビューは、20日カーリング女子決勝イギリス戦を終えてから約4時間後にリモート形式で実施。北京五輪国際放送センター内にある日本テレビの特設スタジオと中継で結んで行われました。

 ◇   ◇   ◇   ◇

日本のスタジオで、ひとり選手たちの登場を待つ上田さん。すると、リモート先のスタジオに、藤澤選手、吉田知那美選手(姉)、鈴木夕湖選手、吉田夕梨花(妹)選手、石崎琴美選手がやってきました。

選手たちはスタジオを見て、「すごいね」、「かわいいスタジオ」、「明るい」などと陽気な様子。そして、鈴木選手が「あ、上田さんだ!」と中継先の上田さんの姿を発見すると、一同は「日本を感じるね、やばい泣いちゃう」と笑顔を見せました。

すると、衝撃の一言が…。

吉田(知)
「上田さん、こんなオシャレな髪形だったっけ?」

一同
「笑い」

上田
「え、俺のことどんだけダサいと思ってるの?」

吉田(知)
「あ、聞こえてた!」

上田
「聞こえてるわ!」

試合を終えたばかりで疲れが残る中、選手たちの表情が明るくなります。

■銀メダル獲得後の選手たちの心境を直撃

上田晋也
「素晴らしい銀メダルという結果でしたけど、藤澤さんにとってどんな五輪でしたか?」

藤澤五月
「この大会中、本当に喜んだり、苦しんだり、泣いたり笑ったり、いろんな感情があったすごい大会でした」

上田晋也
「連日、みなさんの笑顔で、日本中が明るい気分にさせてもらいました。吉田知那美選手の本当に明るい振る舞いと、前向きな発言。『ナイスー』っていうのは絶対、流行語大賞に選ばれると思う。五輪は楽しめましたか?」

吉田知那美
「いろんな感情を抱きました。全部含めて楽しい五輪だったんじゃないかなというふうに今は思います」

上田晋也
「吉田知那美選手の妹の夕梨花選手、やっぱり吉田家のみなさんはみんな明るいの?夕梨花選手もそうだけど!」

吉田夕梨花
「お姉ちゃんの方が100倍くらい明るいと思います!」

上田晋也
「『LED知那美』と名付けたいもんね。まぁ~明るいわ。夕梨花選手、どんな五輪になりました?」

吉田夕梨花
「本当に周りの人に支えられて、平昌五輪からの4年間は、本当に私にとってすごく宝物。この結果ではなくて、ここまでみんなでやってきたということが私にとってすごい宝物ですし、日本全体で取ったメダルだなと思います」

■藤澤選手の右手甲の文字が今大会話題。“左手”にも文字を書くシーンが…真相は?

北京五輪期間中、カーリング女子日本代表の話題のひとつが、藤澤選手の「右手甲」に書かれた文字です。

「I'm a good curler I have confidence(私はいいカーリング選手、自信がある)」

「Smile Fun!(笑顔で楽しもう)」

「感謝」

「Stay Positive Support each other(ポジティブにお互い助け合う)」

ロコ・ソラーレの地元、北海道北見市にある「常呂カーリング倶楽部」で会長を務める小林博文さんに「右手甲のメッセージ」を書く理由を聞きました。

藤澤選手とは中学生のころから親交があり、“さっちゃん”と呼ぶ小林会長は、「さっちゃん(藤澤選手)は自分を奮い立たせるため、そして緊張をほぐすために書いていると思います。小さい頃は書いていなかったのですが、自分自身に“やればできる”と言い聞かせているのではないかと思います」と説明。

「さっちゃんは昔から左利きなんですよ。ストーンは右で投げますがペンや箸は左手で持ち、ラーメンを食べるときも左手で箸を持って食べています。あの右手の言葉は“自分で”書いています」とも証言してくれました。

確かに、試合前の藤澤選手を見ると、ストーンを投げる右手ではなく左手で文字を書いています。さらに、右手で左の手のひらに何かを書く場面も発見。その真相に上田さんが迫りました。

上田晋也
「左の手のひらにも何か書いてるときがあったでしょう?あれはなんだったんですか?」

藤澤五月
「あー!はいはい。反対の手に“手相”を(書いていました)」

上田晋也
「手相?(手相)って書いてどうにかなるの?」

藤澤五月
「いや、(どうにかなる)らしいんですよ。(手相を)書きたせば。自分の手にない手相を書いても効果があるというのを聞いたので、運を引き寄せようと思って毎試合書いてました」

上田晋也
「頭脳線とかを書いてたの?戦略的にいけるんじゃねえかとか?」

藤澤五月
「私もよくわからないんですけど、母に『これを書け』と言われました。理由を聞いたんですけど、『私もちょっとよくわかんないけど、“スター線”とかそういう線だから』と言われて、(私も)『わかった!』と言って書いていました」

上田晋也
「コウメ太夫の落書きとほぼ同レベルです。やってることは(笑)!」

藤澤
「ハハハ」

右手甲のメッセージと、線を書き足した左手の“手相”の効果?もあり、準決勝ではスーパーショットを披露。チームを史上初の決勝へと導きました。

上田晋也
「(吉田)知那美選手が選ぶ藤澤選手の今大会のベストショットは何ですか?」

吉田知那美
「デンマーク戦の最終エンドの最終ショット。あの藤澤選手が投げた1投で3点取って逆転した。あの1投は練習では決まるかもしれないんですけど、五輪の舞台であれを決めて本当に逆転するというのは、やっぱり本当に“スターじゃないと無理”なので。多分その線、本当なんじゃないかなって思ってます」

上田晋也
「まさか、それを信じている人がもう1人いるの!?そこに!!よく共感者あらわれたな!藤澤選手どうですか?(吉田)知那美選手がおっしゃった1投というのは、自分でもあれは良かったなって感じですか?」

藤澤五月
「そうですね。(ショットが)決まるまで得点的にも負けていて、どちらかというと劣勢だったので、あのショットは、“手相のおかげ”かなと思います」

上田
「いや、俺は練習の賜物(たまもの)だと思うんだけどな!落書きじゃなくて(笑)」

北京のスタジオは笑いに包まれました。

後編では、天然ぶりが話題の鈴木夕湖選手が北京五輪でやってしまった“ミス”について迫ります。

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