◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト6-2DeNA(8日、横浜スタジアム)

序盤からヤクルトにリードを握られ敗れたDeNAは借金1となり4位に後退しました。

初回、先頭バッターからの4連打などで3点を許した先発・石田健大投手。それでも2回以降はヒットを許さず、5回77球を投げ被安打5、1四球、3失点という内容でした。石田投手にとって今季初黒星となりましたが、三浦監督は「調子はそんなに悪くなかったと思うんですけれど。ボールの走り自体は悪くなかったですけど高かった分、立ち上がりにやられてしまった。その後はよく修正したと思う」と振り返りました。

打線は、2回と3回に1点ずつを奪い1点差に迫るもあと1本が出ず。先発全員が三振を記録し、計13三振を喫しました。三浦監督は「あと1本あれば良かったですけれど。なんとか2アウトからでも食らいついていくことはできたと思うんですけど、つながりが今日はなかったです」とコメントしました。

また2点リードに広がった6回には、1アウト満塁の場面でライトを守るルーキー度会隆輝選手がフライを落球。タイムリーエラーとなり点差は『3』に広がってしまいました。

この日はセンター方向から風が吹き付けていましたが、「風はずっと吹いてますしホームグラウンドですし。あそこはたぶん、本人に確認していないですけど、ホームに(投げるのを)焦ったのか。捕ってからでないとね。まず捕ってからですからね、まだまだ課題は多いです」と苦言を呈しました。