◇プロ野球セ・リーグ 巨人―ヤクルト(2日、東京ドーム)

巨人のドラフト3位ルーキー田中千晴投手が、プロ初失点を喫しました。

田中投手は4月13日に初めて1軍に合流すると、その日の阪神戦で1軍デビュー。満塁のピンチを背負いますが、8回の1イニングを無失点で切り抜けます。

その試合以降も主に8回を任され、7試合に登板して無失点。防御率0.00をキープしていました。

好投の続く田中投手は、この日も8回のマウンドに上がります。同点の場面で先頭の村上宗隆選手を空振り三振としますが、サンタナ選手にヒットを許して1アウト1塁。4回にソロホームランを放ったオスナ選手を迎えます。

カウント1-1から、フォークがわずかに抜けてしまいます。これを見逃さなかったオスナ選手。フルスイングされ、レフトへの2ランを許しました。

このプロ初被本塁打で、田中投手はプロ初失点。プロの洗礼を受けています。