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【夏の甲子園】明豊高校が2017年大会以来5年ぶりの3回戦進出

2022年8月12日 15:47
【夏の甲子園】明豊高校が2017年大会以来5年ぶりの3回戦進出
◇第104回全国高等学校野球選手権大会第7日(12日、甲子園球場) 第1試合明豊(大分)7-5一関学院(岩手)

2年連続8回目の出場となった明豊が一関学院を下し、3回戦に進出しました。

3回までに3点のリードを許した明豊ですが、4回に1年生ながら1番を任されている高木真心選手がタイムリーヒットを放つなど、2-3と点差を縮めます。

その後、一関学院に1点を追加され2-4とした6回、7番・鈴木蓮選手(3年)が大会第13号となるソロホームランを放ち、1点を返します。

さらに7回表、1アウトランナー2、3塁のチャンスで4番・竹下聖人選手(3年)のセカンドゴロの間にランナーがホームに帰り同点とすると、続く5番・嶽下桃之介選手(3年)がレフトへのタイムリーを放ち逆転に成功します。

直後の7回裏に同点に追いつかれますが、迎えた最終9回表、1アウトランナー満塁として6番・牧野太一選手(3年)のレフト前への強烈なヒットで明豊が勝ち越しに成功。

続く鈴木選手の犠牲フライで1点を追加した明豊高校が7-5で白熱のシーソーゲームを制しました。

試合後、明豊の川崎絢平監督は「(9回の場面は)スクイズという判断もあったが、牧野が良い状態だったので、牧野に託した」と勝ち越しの場面を振り返りました。

次戦に向けて「反省すべき点も多いが、勝って反省できることに喜びを感じながら、修正すべきところは修正して、次も全力で良いゲームができる準備をしたい」と意気込みを語りました。

明豊は大会10日目、15日3回戦で愛工大名電(愛知)と対戦します。