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【夏の甲子園】3年ぶり出場の仙台育英が5投手零封リレーで3回戦進出

2022年8月11日 14:10
【夏の甲子園】3年ぶり出場の仙台育英が5投手零封リレーで3回戦進出
零封リレーで3回戦進出を決めた仙台育英(写真:日刊スポーツ/アフロ)撮影は6日の開会式
◇第104回全国高等学校野球選手権大会第6日2第1試合 仙台育英(宮城)10-0鳥取商(鳥取)(11日、甲子園球場)

3年ぶりに夏の甲子園出場となった仙台育英は登録5投手全員の継投で鳥取商に10-0で快勝し、3回戦進出を決めました。

仙台育英の先発は高橋煌稀投手。5回まですべて打者3人で抑え、鳥取商打線を1安打に封じ込みます。

対する鳥取商もピンチを招く場面はありながらも、先発の山根汰三投手が粘りのピッチングを見せ5回まで仙台育英打線を0点に抑えるなど、中盤まで互角の戦いが続きます。

6回、仙台育英はエースの古川翼投手がマウンドへ。立ち上がりを三者凡退で抑えると、直後の攻撃で打線が爆発します。

1アウト3塁のチャンスで4番の2年生・齋藤陽選手がタイムリーヒットで先制すると、鳥取商のエラーやスクイズなどでこの回一挙5得点。均衡を破ります。

仙台育英は8回から3人目の仁田陽翔投手が今夏初めてマウンドに上がります。

四球や内野安打でピンチを背負いますが、最後は相手を空振り三振に打ち取り無失点で切り抜けます。直後の攻撃で仙台育英は8連打で5得点を奪い、リードを広げます。

9回には4人目の齋藤蓉投手がマウンドへ。2者連続で三振を奪い勝利まであとアウト1つとします。最後は5人目の湯田統真投手がマウンドに上がり、空振り三振で試合終了。

仙台育英が10-0、5投手による零封リレーで3回戦進出を決めました。

試合後、仙台育英のエース・古川投手は「自分のピッチングで試合が動けばいいなと思って投げました。きょうに合わせて出せるものは出せたかな」と試合を振り返り、次戦に向けては「自分たちは守り勝っていくチーム。守りでリズムを作って後半追い上げられれば」と意気込みました。

仙台育英の3回戦は大会第10日の15日、明秀日立(茨城)と対戦します。
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