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「ゴルフ脳が試される」プロゴルフ日本一決定戦を現地取材 郡司恭子アナが田中秀道プロとコースチェック

2022年8月3日 20:33
「ゴルフ脳が試される」プロゴルフ日本一決定戦を現地取材 郡司恭子アナが田中秀道プロとコースチェック
日本プロゴルフ選手権のコースを取材する郡司恭子アナ(日本テレビ)と田中秀道プロ
4日から始まる男子ゴルフの国内メジャー「第89回日本プロゴルフ選手権大会」。1926年(大正15年)に始まった国内最古の日本一決定戦を日本テレビ郡司恭子アナウンサーが現地取材しました。

会場となる「グランフィールズカントリークラブ(静岡県三島市)」は駿河湾と富士山を望む全長7219ヤード・パー71の丘陵コースです。そのコースにはどんな特徴があるのか、国内ツアー通算10勝の田中秀道プロと郡司アナが数ホールを一緒に回りチェックしました。

日本プロゴルフ選手権の会場は毎年変わり、「コースは毎年変わるが、メジャーというセッティングなのでフェアウエーも狭かったり、ラフも深かったり、高速グリーンだったりするのでマネジメントが必要。このコースをしっかりまわれたら自信につながるバロメーター的な大会になる」と田中プロは話します。

「視覚的にタイトに感じる」という前半の9番(435ヤード・パー4)はグリーンまでまっすぐ伸びるコースですが、左にクリーク(小川)があるため実際よりも狭く感じ、ティーショットの落としどころが難しいコースです。グリーンの奥には滝が流れるなど、小川や松の木もあり“日本庭園のような景観”を感じられます。

続いて後半の14番(191ヤード・パー3)ではグリーン周りをチェック。ここのグリーンは高低差2m以上と傾斜が非常にきつく“2段グリーン”と呼ばれる超難所です。慶応大学ゴルフ部出身の郡司アナの「2段グリーンの上下どっちが難しいですか?」という問いに田中プロは、「左サイド(上)が難しい。グリーンのセンターから右に寄せすぎるとどんどんボールが下に転がってしまう。また右サイド(下)に落とした場合は、グリーン上からの第2打をパターではなくウエッジでいく選手も出てくるかもしれない。(国内)トーナメント史上1番といってもいい傾斜」と分析しました。

国内屈指の難コース設計となっている今大会の勝負のポイントについて田中プロは、「力だけではねじ伏せられないコース。しっかりここに打っていくというのを決めるポイントゴルフが大事で、クラブ選定が非常に難しい。14本のクラブを駆使する必要があり、色んな球筋を打てないといけない“ゴルフ脳”が試される」と、プロたちの難コース攻略へ期待を寄せました。

■「第89回日本プロゴルフ選手権大会」の日程
賞金総額1億5000万円/優勝賞金3000万円
8月4日(木) 大会1日目
8月5日(金) 大会2日目
8月6日(土) 大会3日目
8月7日(日) 大会4日目

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