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「しびれましたね」巨人・戸郷翔征 サンタナ相手にズバズバズバと3球で見逃し三振「僕の中では理想通り」

2023年8月4日 11:16
「しびれましたね」巨人・戸郷翔征 サンタナ相手にズバズバズバと3球で見逃し三振「僕の中では理想通り」
巨人の戸郷翔征投手はサンタナ選手を3球三振に(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 巨人2ー1ヤクルト(3日、東京ドーム)

9回、2-1でリードした巨人。マウンドに向かっていったのは背番号「20」戸郷翔征投手でした。

その姿にファンからは大きな歓声が送られます。8回までで球数は127。

「『行かせてください』って言った途端、和真さんが打ったんで、最高でしたね」と笑顔を見せた戸郷投手。

先頭の塩見泰隆選手にヒットを許し、続く村上宗隆選手にはフォアボールとノーアウト1、2塁のピンチを作ります。打席に迎えたのはサンタナ選手。「狙いに行った」と話した三振を取るために、戸郷投手が投げ込んだのは150キロのまっすぐ。ズバズバズバと外角低めに決まり、一度もバットを振らせることなく三振に切って取りました。

「しびれましたね、(大城)卓三さんの強気のリードに感謝したいですね。1球どっかでボールを挟もうとか思ったりしましたけど、いろんな考えを(サンタナ選手に)される前に、打ち取ろうと思っていたんで、僕の中では理想通り」

その後も後続をしっかり抑え、10勝目を挙げた戸郷投手。2年連続の2桁勝利は「もう格別ですね」とにっこり。

「2桁勝つところの難しさはプロ2、3年目で経験してますし、それが2年連続・・・通過点ですが、できたところにもっともっと上を目指せるようにしたいなと思いますね」とさらなる活躍を誓いました。