◇2022JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ最終日(27日、宮崎カントリークラブ)

最年少で年間女王に輝いた山下美夢有選手が、勝みなみ選手とのプレーオフに勝利し、今季5勝目となる優勝を決めました。

率直に今の気持ちを聞かれると、「初めてのプレーオフですごく緊張したんですけど、自分のプレーを信じて回りました」と、答えた山下選手。

この1年はどんな1年だったか、という質問に涙を浮かべながら「父がコーチで悪い時も、いい時もずっとそばでやってくれていたので、恩返しできてうれしいです」と、コメント。

また今年の平均ストロークは「69.9714」をマーク。シーズンを通して平均ストローク60台を記録した初めての日本選手になった山下選手。これについては「目の前の1打を集中してやってきた結果だと思うので、うれしいです」と、話しました。

▽以下、山下選手の優勝インタビュー

――プレーオフに入り、バーディーで締めくくり。今どんな思いですか？

「初めてのプレーオフですごく緊張したんですけど、自分のプレーを信じて回りました」

――どんな思いで勝選手とのプレーオフは戦っていたんですか？

「もう緊張して、あまり覚えてないです(笑)」

――最後勝負を決めたバーディーパット、非常に難しいパットだったと思います。打つときはどんなことを考えていたんですか？

「18番でほぼ同じラインから打ったので、ラインはある程度わかっていたので。もう決めたところに打ったって感じです」

――今シーズンメジャー2つ目ということになりました。最終戦を取った重みはいかがでしょうか？

「本当に優勝したいっていう、この最終戦でも優勝したいっていう気持ちがあったので、本当に優勝することができてうれしいです」

――最後バーディーパット沈めたあとちょっと涙を浮かべているようにも見えました。どんな感情が出てきたのですか？

「この1年間たくさんの方に支えられて強くなれたので、その思いが出たと思います」

――メジャー2つ勝ち、これで年間5勝となり、年間女王にも。この1年、どんな1年でしたか？

「父がコーチで悪いときもいいときもずっとそばでやってくれていたので、恩返しできてうれしいです」

――お父さんにもメッセージをお願いします

「お父さんとお母さん、いつもサポートしてくれてありがとう。これからも人間性も成長できるように頑張っていきたいと思います」

――今日が国内最終戦。日本選手ではじめて年間平均ストローク60台。この記録に関してはいかがでしょうか？

「ほんとうに60台平均ストローク回れることもうれしいと思うんですけど、目の前の1打を集中してやってきた結果だと思うので、うれしいです」

――ぜひ来シーズンに向けて、ファンの方に向けてメッセージをお願いします

「みなさん、たくさんの応援ありがとうございました。本当に最後優勝することができて良かったですし、来年もまた優勝目指してこれからも日々頑張っていこうと思います。これからも応援よろしくお願いいたします」