プロ野球・ヤクルトの新人合同自主トレが10日、埼玉・戸田市の2軍球場でスタートし、新人選手6名がキャッチボールやノックに取り組みました。

練習には高津臣吾監督も視察。選手の前で、「緊張感であったり、わくわく感であったりいろいろな感情があると思います。1月は何のためにあるのか、自主トレは何のためにあるのか、何のためにやっていくのかというのをしっかり整理して次の2月1日のキャンプ、3月のシーズンイン、そして1年間プレーする野球の難しさ、いろんなところをスタートとして、1月10日のスタートをしっかり切ってほしいなと思います。これから覚悟を決めてスワローズの一員として頑張ってください」と訓示を述べました。

昨年のドラフトでは、1位西舘昂汰投手(専修大)、2位松本健吾投手(トヨタ自動車)、3位石原勇輝投手(明治大)と大学卒・社会人卒のピッチャーを指名。12球団ワーストの防御率を記録した投手陣強化を目指します。

期待される即戦力ルーキーたちについては、「一応、（キャンプに）連れて行く予定にはしています。大卒、社会人卒というのは最初から戦力になってほしいと思って指名させていただいたわけですし、そうなってることを願っていますし、決して余裕のある投手陣ではないので、選手が頑張ってくれることがチームのレベルアップにつながると思っているので期待しています」と話しました。