7回途中緊急降板の山崎伊織は「中指の爪が少し割れた」巨人・桑田真澄投手チーフコーチ 山崎伊織のカーブとストレートを絶賛
桑田真澄投手チーフコーチ(右)は19日阪神戦の先発・山崎伊織投手(左)のカーブとストレートを絶賛
◇プロ野球セ・リーグ 阪神4-0巨人(19日、東京ドーム)
巨人は先発・山崎伊織投手が6回まで2安打無失点の好投を見せますが、7回途中にアクシデントに見舞われ、緊急降板。
2番手・今村信貴投手が阪神の4番・佐藤輝明選手に均衡を破られる先制タイムリーを許すと、8回、4番手・クロール投手が2アウト1、3塁のピンチをしのげず、この回3失点。
打線も阪神・西勇輝投手の前に3安打無得点と沈黙。4連敗となりました。
試合後、巨人の桑田真澄投手チーフコーチが囲み取材に応じ、緊急降板した先発・山崎投手について降板の理由を明かしました。
▽以下、桑田投手チーフコーチのインタビュー
――7回に先発・山崎投手が緊急降板しましたが、理由は?
「中指の爪が少し割れたといいますか。今日非常に調子よかったので、(ボールが)指に引っかかっていた、ストレートも変化球も良かったので、それで中指の爪が割れたというか、ヒビが入った痛みがあったので降板した」
――それまでの山崎投手の投球はどこがよかった?
「今日のテーマとして『抜け球をなくす』。それを(山崎)伊織も強くそれを持って抜け球をなくす、また1球抜けたら次は抜けないという意識を強く持ってマウンドに上がったので、今日は非常に抜け球を投げないというテーマがクリアできたんじゃないかなと思います。いいボールがたくさんありましたので」
――山崎投手は8月に入って好調ですが、好調の要因は?
「1つはカーブ。スライダーの緩い球をカーブと位置づけているんですけど、カーブを投げ始めたことと、ストレートが要所で低めにしっかり決められるようになった。その2つだと思います。元々スライダーとシュートはいいものを持っていましたので、やはりストレートと緩急のカーブが使えるようになったことが好調につながっていると思います」
――次回の登板は?
「僕も爪を割った経験がありますので、割れてても投げれる状態とどうしても痛みがあって投げられない状態の両方があるので、あすの状態を見てから決めたいと思います」
――次回登板への期待は?
「(山崎)伊織はトミー・ジョン手術明け1年目なので、いつも6回3失点までは目指そうと話をしていますので、そういった意味では今日もクリアしていますし、前回もしっかりクリアしていますので、次回もそこを目指して頑張ってもらいたいと思います」
――山崎投手が緊急降板し、今村信貴投手が登板したが、あの場面を振り返って
「(山崎投手が)7回の投球練習の3~4球目、少し指を気にし始めて、しかめっ面をしたんですよね。『なんかあったな』と思ってブルペンにはマメか爪をやったかもしれないという情報は入れていたんですけど、もう少し早めにランナー1人出たタイミングでいけば良かったという僕の反省はあります。今村には申し訳ないことをしたと反省しています」
――8回にクロール投手が失点を重ねましたが、どう振り返りますか?
「先頭の西(勇輝)投手に対して、1ボール1ストライクから甘いストレートを打たれたんですけど、バッティングのいい西投手に対して、もう少し低めを意識してほしかったという反省はあります。クロール(投手)は3失点したんですけど、ベンチ帰ってきてから『今日はボールが全体的に高かったね』と、次回は低めにボールを集められるようにしていこうという反省はしました」
巨人は先発・山崎伊織投手が6回まで2安打無失点の好投を見せますが、7回途中にアクシデントに見舞われ、緊急降板。
2番手・今村信貴投手が阪神の4番・佐藤輝明選手に均衡を破られる先制タイムリーを許すと、8回、4番手・クロール投手が2アウト1、3塁のピンチをしのげず、この回3失点。
打線も阪神・西勇輝投手の前に3安打無得点と沈黙。4連敗となりました。
試合後、巨人の桑田真澄投手チーフコーチが囲み取材に応じ、緊急降板した先発・山崎投手について降板の理由を明かしました。
▽以下、桑田投手チーフコーチのインタビュー
――7回に先発・山崎投手が緊急降板しましたが、理由は?
「中指の爪が少し割れたといいますか。今日非常に調子よかったので、(ボールが)指に引っかかっていた、ストレートも変化球も良かったので、それで中指の爪が割れたというか、ヒビが入った痛みがあったので降板した」
――それまでの山崎投手の投球はどこがよかった?
「今日のテーマとして『抜け球をなくす』。それを(山崎)伊織も強くそれを持って抜け球をなくす、また1球抜けたら次は抜けないという意識を強く持ってマウンドに上がったので、今日は非常に抜け球を投げないというテーマがクリアできたんじゃないかなと思います。いいボールがたくさんありましたので」
――山崎投手は8月に入って好調ですが、好調の要因は?
「1つはカーブ。スライダーの緩い球をカーブと位置づけているんですけど、カーブを投げ始めたことと、ストレートが要所で低めにしっかり決められるようになった。その2つだと思います。元々スライダーとシュートはいいものを持っていましたので、やはりストレートと緩急のカーブが使えるようになったことが好調につながっていると思います」
――次回の登板は?
「僕も爪を割った経験がありますので、割れてても投げれる状態とどうしても痛みがあって投げられない状態の両方があるので、あすの状態を見てから決めたいと思います」
――次回登板への期待は?
「(山崎)伊織はトミー・ジョン手術明け1年目なので、いつも6回3失点までは目指そうと話をしていますので、そういった意味では今日もクリアしていますし、前回もしっかりクリアしていますので、次回もそこを目指して頑張ってもらいたいと思います」
――山崎投手が緊急降板し、今村信貴投手が登板したが、あの場面を振り返って
「(山崎投手が)7回の投球練習の3~4球目、少し指を気にし始めて、しかめっ面をしたんですよね。『なんかあったな』と思ってブルペンにはマメか爪をやったかもしれないという情報は入れていたんですけど、もう少し早めにランナー1人出たタイミングでいけば良かったという僕の反省はあります。今村には申し訳ないことをしたと反省しています」
――8回にクロール投手が失点を重ねましたが、どう振り返りますか?
「先頭の西(勇輝)投手に対して、1ボール1ストライクから甘いストレートを打たれたんですけど、バッティングのいい西投手に対して、もう少し低めを意識してほしかったという反省はあります。クロール(投手)は3失点したんですけど、ベンチ帰ってきてから『今日はボールが全体的に高かったね』と、次回は低めにボールを集められるようにしていこうという反省はしました」