◆アメリカ・女子プロゴルフツアー　シェブロン選手権最終日(日本時間4日、ミッションヒルズCC)

今シーズン初の海外メジャーに挑んだ渋野日向子選手は最終日、21位スタートから猛チャージを見せ、4位でフィニッシュしました。

今大会、2日目に単独首位に立つも3日目は大ブレーキ、スコア77をたたき21位に後退していた渋野選手。

それでも、「パッティングがすごく安定していた」と、最終日は2番、3番、4番と3連続バーディーを決めます。

さらに、その後も4バーディー・1ボギーと猛チャージ、スコアを6つ伸ばした渋野選手。トータル10アンダーでメジャー初戦を日本人最上位の4位で終えました。

「よかった～」と安堵(あんど)の表情を見せた渋野選手は、「昨日すごく悔しかったので今日、最後と言うことで全力で最後まで頑張りました」とコメント。

「朝も少しドライバーショットは乱れていたんですけど、やってきたことを信じて、ラウンド中ではありましたけど試行錯誤しながらやって、なんとか耐えたかなという感じです」と試合を振り返りました。

さらに、昨年は1打差に泣き、予選落ちとなったこの大会で見事4位に入ったことについて、「4日間いいゴルフはできませんでしたけど、今こうやって上位に食い込むことができて、すごく去年より成長できたなって感じられますし、スコアにも表れるといろいろ頑張ってきてよかったなって思います」と、自身の成長を感じていました。

渋野選手は次戦、今月13日からのロッテ選手権に挑みます。