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原采配ズバリ!青山学院大は当日変更選手が快走連発で大会新V「選手たちが優勝したいと思ってくれた」

2024年1月3日 17:37
原采配ズバリ!青山学院大は当日変更選手が快走連発で大会新V「選手たちが優勝したいと思ってくれた」
第100回箱根駅伝 青山学院大学の成績

◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(2024年1月2日往路・3日復路)

青山学院大が2年ぶり7度目の総合優勝を達成。10時間41分25秒で大会記録を2分17秒上回り、第100回目を迎えた箱根駅伝の歴史に青山学院大の名を刻みました。

往路の1区では、史上初の2年連続学生駅伝三冠を目指す駒澤大が好スタート。篠原倖太朗選手が区間賞の走りをみせます。それでも青山学院大は、荒巻朋熙選手が粘りの走りで、35秒差の9位でタスキリレー。

すると、青山学院大は2区から3連続区間賞を獲得。3区の太田蒼生選手でトップに立つと、新記録で往路を制します。

復路スタートの6区では、野村昭夢選手が、2位駒澤大と2分38秒の差でスタート。区間2位の走りで4分17秒差に広げます。

7区では、4年生で初めて箱根路を走る山内健登選手が、その差を4分44秒差に広げる快走。8区の塩出翔太選手も区間記録にあと11秒と迫る区間賞の走りで、2位駒澤大との差を5分以上に広げます。

9区の倉本玄太選手は、今大会エントリー外となった駅伝主将の志貴勇斗選手の給水を受け、区間賞の力走。10区の宇田川瞬矢選手へタスキリレーしました。3区以降一度もトップを譲らなかった青山学院大は、2年ぶり7度目となる総合優勝のフィニッシュテープをきりました。

また優勝の大きな要因のひとつとなったのが原晋監督の采配です。往路2区黒田朝日選手、3区太田選手、復路8区塩出選手と当日エントリー変更をした4選手のうち3選手が区間賞を獲得。7区の山内選手も区間3位の走りで、原監督は「私以上に学生たちが優勝したいと思ってくれたレースでした」と選手たちの走りに目を細めました。10区間中、5区間で区間賞を獲得した圧巻のレース運びで、王者・駒澤大の2年連続大学駅伝三冠を阻みました。

▽青山学院大 選手成績
1区(21.3km) 荒巻朋熙 1時間01分37秒 区間9位

2区(23.1km) 黒田朝日 1時間06分07秒 区間1位

3区(21.4km) 太田蒼生 59分47秒 区間1位

4区(20.9km) 佐藤一世 1時間01分10秒 区間1位

5区(20.8km) 若林宏樹 1時間09分32秒 区間2位※区間新記録

6区(20.8km) 野村昭夢 58分14秒 区間2位

7区(21.3km) 山内健登 1時間02分46秒 区間3位

8区(21.4km) 塩出翔太 1時間04分00秒 区間1位

9位(23.1km) 倉本玄太 1時間08分51秒 区間1位

10位(23.0km) 宇田川瞬矢 1時間09分21秒 区間2位

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