【箱根駅伝】「心折れそうだった」青学・倉本玄太が最初で最後の箱根路は9区区間賞 涙ぐむ姿も
◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(2024年1月2日往路・3日復路)
2位駒澤大学との差を6分22秒に広げ、9区区間賞の走りをみせた倉本玄太選手。レース後のインタビューに応じました。
自身の走りを振り返って、監督から「思い切ってどんどん突っ込んでいけと言われた」が、「最初思ったより速く入ってしまって、それでも気にせず行こうと思ったらそこは本当にもうきつくて心折れそうだったんですけど、途中同期の応援とかいろんな人の応援があってなんとか踏ん張ることができました」と笑顔で語ります。
最初で最後の箱根路を完走し、「本当に4年間きつかったんですけど、この日のために苦しいことがあってもなんとかふんばって来たので。本当に今までやってきたことは間違ってなかったと証明できたかなと思います」と、こみ上げる思いに言葉を詰まらせながら4年間を振り返りました。
高校の後輩である塩出翔太選手からの襷(たすき)リレーについても、「塩出とはずっと襷つなごうと何年も言っていたので、それが本当に現実になって、塩出が区間賞とってくれたので、本当に良い流れで僕に回ってきてくれて、本当に力をもらいました」と話します。
10区を走る宇田川瞬矢選手には、「本当、今年1年一気に力をつけた選手だと思うので、絶対に区間賞とれるレベルの走りをしてくれると思いますし、最後みんなで胴上げしたいなと思うので、最後まで気を抜かずに走ってもらいたいなと思います」とエールを送りました。