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【ソフトバンク】近藤健介がリーグトップに並ぶ26号ソロ 三冠逃すも二冠王の可能性残す

2023年10月10日 5:20
◇パ・リーグ オリックス4-1ソフトバンク(9日、京セラドーム)

ソフトバンク・近藤健介選手は最終戦のこの日、3打数1安打でシーズン終了。打率は.303で、リーグトップのオリックス・頓宮裕真選手の打率.307には届かず、史上9人目の三冠王とはなりませんでした。

オリックス戦に「4番・指名打者」で先発出場した近藤選手。打率リーグトップに立つには3打数3安打を記録することが条件という中、迎えた第1打席。高めのボール球を冷静に見極め、ストレートの四球を選びます。

1点ビハインドの4回、2アウト1塁で回ってきた第2打席。カウント3-1から148キロのストレートをレフトへはじき返しますが、これはレフト正面のフライに倒れます。

7回2アウト1塁、ホームランを放てば同点という状況で迎えた第3打席。ファウルで粘りますが、最後はインコースのフォークに手が出て空振り三振。

それでも4点を追う9回、1アウト走者なしで迎えた第4打席。初球の甘く入った146キロのストレートを完璧にとらえ、左中間へ意地の26号ソロ。このホームランで近藤選手は本塁打ランキングリーグトップに並びました。

打点も87に伸ばし、チームメートの2位・柳田悠岐選手に2点差、3位の楽天・浅村栄斗選手に9点差をつけトップ。タイトルをほぼ手中に収めた近藤選手。本塁打ランキングトップで並ぶ浅村選手、ロッテ・ポランコ選手は10日に最終戦を残していて、結果次第では、近藤選手の二冠獲得の可能性があります。
最終更新日:2023年10月10日 5:20
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