「選手の安全管理を最優先」ボクシング元WBC女子世界フライ級王者の真道ゴー 男子プロテスト受験見送り
2011年東洋太平洋女子フライ級タイトルマッチに出場した真道ゴー選手(写真:アフロ)
日本ボクシングコミッション(JBC)は、元WBC女子世界フライ級王者の真道ゴー選手が、男子選手としてのプロテスト受験することを見送り、スパーリングによる準公式試合を認める判断をしました。
真道選手は2008年にプロデビュー、2013年にWBC世界フライ級のベルトを獲得。引退した2017年に性別適合手術を受け、戸籍も男性に変更していました。
JBCは「現状プロテストの受験を認めることは困難」とし、その理由を、「打撃を加えることを勝敗の手段とするボクシングの特性から、選手の安全管理を最優先に考えなければならない。世界でのボクシング界の動向に鑑みテスト受験に関してはより慎重に決すべき」としました。
一方で、トランスジェンダーの男子選手の条件(体力測定や女子ボクサーとしての実績など)を満たせば、スパーリングによる準公式試合の出場を認め、安全性、競技性などの各種データの蓄積を行い、近い将来トランス男子にプロテスト受験資格 (要件、手続等)を認めることの検討材料としていくとしました。
真道選手は2008年にプロデビュー、2013年にWBC世界フライ級のベルトを獲得。引退した2017年に性別適合手術を受け、戸籍も男性に変更していました。
JBCは「現状プロテストの受験を認めることは困難」とし、その理由を、「打撃を加えることを勝敗の手段とするボクシングの特性から、選手の安全管理を最優先に考えなければならない。世界でのボクシング界の動向に鑑みテスト受験に関してはより慎重に決すべき」としました。
一方で、トランスジェンダーの男子選手の条件(体力測定や女子ボクサーとしての実績など)を満たせば、スパーリングによる準公式試合の出場を認め、安全性、競技性などの各種データの蓄積を行い、近い将来トランス男子にプロテスト受験資格 (要件、手続等)を認めることの検討材料としていくとしました。