柔道の阿部詩選手が、来月7～14日にカタール・ドーハで行われる柔道の世界選手権に向けて、会見を行いました。

先月、日本体育大学を卒業し新社会人となった阿部選手。関西で合宿を行っていたといい、現在の調子を聞かれると「大きなケガもなく、今のところは順調に世界選手権に向けて準備が出来ているんじゃないかなと思います」と順調な様子をアピールしました。

さらに、「世界選手権の4連覇という部分で1番苦しい大会になるんじゃないかなと想像はしている。しっかり勝ちきって、自分というのを見つけていきたい」と、今大会への思いを述べました。

今回の世界選手権はパリ五輪出場へ向け、結果が求められる大事な大会になります。東京五輪では女子52キロ級で金メダルに輝いた阿部選手は、パリ五輪に向けても「去年よりはモチベーションもだんだんと上がってきて、パリ五輪で2連覇したいという強い気持ちが心の中に芽生えだしたので、そういった部分ではギアは上がっているのかなと思います」と五輪2連覇へ意気込みました。