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ドジャース野手 平均81キロ脱力投球で回またぎ無失点 わずか9球で仕留め「ユーティリティーの鑑」「二刀流」の声

2024年7月10日 11:02
ドジャース野手 平均81キロ脱力投球で回またぎ無失点 わずか9球で仕留め「ユーティリティーの鑑」「二刀流」の声
7回途中でマウンドに上がったキケ・ヘルナンデス選手(写真:AP/アフロ)
MLB フィリーズ 10-1 ドジャース(日本時間10日、シチズンズ・バンク・パーク)

4回までに9点を失ったドジャースは、7回途中で野手のキケ・ヘルナンデス選手がマウンドに上がりました。

キケ・ヘルナンデス選手は2018年7月のフィリーズ戦でも登板し、そのときは延長16回に登板し、サヨナラ3ランHRを浴びた経験があります。

この試合では7回2アウト1・2の場面でマウンドに上がると、フィリーズのカイル・シュワバー選手に対し脱力した投球。87キロのスライダーでピッチャーフライに打ち取ります。

8回のマウンドにも上がると、先頭を85キロのスライダーでサードゴロ、続く打者を80キロのスライダーでサードライナー、2アウトから75キロのスライダーでセンターライナーと、三者凡退に抑えました。

キケ・ヘルナンデス選手の投じたボールは全てスライダー。平均球速は81キロでしたが、わずか9球で4つのアウトを奪う無失点ピッチングを見せました。

ドジャースは9回に1点も挙げられず、1-10の大敗を喫しましたが、キケ・ヘルナンデス選手のピッチングに「二刀流キケ」、「キケの回またぎ」、「ユーティリティーの鑑」などの声が上がっています。