◇女子ゴルフ・樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント初日（28日、埼玉・武蔵丘GC）

国内女子ゴルフツアーの初日が行われた28日、川崎春花選手が6バーディー0ボギーで首位スタートを切りました。

川崎選手は、プロ1年目の19歳。今シーズンすでに2勝をあげているルーキー。前週に行われた「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で優勝しており、今大会は2週連続優勝がかかっています。

この日、およそ5か月ぶりに国内ツアーに参戦した渋野日向子選手と、年間獲得賞金1位を走る山下美夢有選手と一緒にラウンド。

注目組とあって、大勢のギャラリーがついて回りました。「ギャラリーさんの数にすごいびっくりしました。こんなに大勢の方の前でゴルフをしたのが初めてだった」と振り返った川崎選手でしたが、「緊張はせず、楽しくプレーさせていただいた」と謙虚なコメント。

この日、ショットが安定していたと語った川崎選手は、出だしの1番（Par5）から、ピン下2.5mにつけバーディー。3番（Par4）、5番（Par4）でもバーディーを奪い前半だけで3つスコアをのばします。

さらに後半に入っても、川崎選手はショットの調子は落ちず。11番（Par4）では2m、17番（Par4）では3m、最終18番（Par5）では80cmにつけ、それぞれバーディー。

終わってみれば、6バーディー0ボギーのプレーでトップタイの成績。「このスコアで回れたことはすごくうれしい。自信になりました」と笑顔で答えました。

＜初日成績＞
1位タイ　川崎春花　 -6
　　　　 西郷真央 　-6
　　　　 川岸史果 　-6
4位タイ 金田久美子 -4
　　　　 稲見萌寧 　-4
　　　　　（他5人）