×

三浦龍司 8位入賞は「最低限の収穫」 転倒のレース展開も「あれだけ混雑していたのであり得る」と想定内【3000m障害】

2024年8月8日 12:02
三浦龍司 8位入賞は「最低限の収穫」 転倒のレース展開も「あれだけ混雑していたのであり得る」と想定内【3000m障害】
三浦龍司選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
◇パリオリンピック2024 陸上男子3000m障害決勝(大会13日目=日本時間8日、スタッド・ド・フランス)

陸上男子3000m障害で三浦龍司選手が8位で2大会連続となる入賞を果たしました。

エチオピア勢が速いペースでレースを引っ張る中、集団の真ん中あたりでレースを進めていく三浦選手。他の選手に囲まれるなど位置取りに苦戦し、残り2周になった所で順位を落とします。それでも懸命に前を追う三浦選手は、最後の1周でスパート。他の選手が転倒する中、8分11秒72でフィニッシュし8位入賞を果たしました。

転倒も起きたレース展開について、三浦選手は「とっさの判断で転倒する選手、あれだけ混雑していたのであり得るなとも思っていました。1人2人とドンドン増えていったので、前に行けば良いというだけでもないですし、その中でレースの難しさも感じました。レース判断だったりとか、トータル的に考えて後半は判断しながら走ったんじゃないかなと思います」と振り返りました。

この種目、2大会連続の入賞については「ギリギリ入賞だったので悔しいなという思いはありますけど、入賞することができたのは最低限の収穫ですし、ラストの競り合いを見ても内容は濃いものだった」と話し、「夜遅いレースになったと思うんですけど、わざわざテレビの前で応援してくださる方々もたくさんいたと聞いています。応援のおかげで私自身奮い立たされているので、応援の方々に少しでも、今回は少し力足らずのところはありましたけれど、これからも3000m障害を突き詰めていくので応援よろしくお願いします」と、応援に感謝の気持ちを語りました。