◇ラグビーU-20日本代表候補合宿練習試合　埼玉パナソニックワイルドナイツ74-14U-20日本代表候補(8日、熊谷ラグビー場Bグラウンド)

ラグビーU-20日本代表候補が埼玉パナソニックワイルドナイツと練習試合を行いました。

試合開始直後はU-20日本代表候補が埼玉からファーストスクラムを奪うなど互角の戦いをみせました。

しかし前半16分に埼玉が1つめのトライを奪うと、その後も立て続けにトライし、埼玉がリーグワン首位の貫禄をみせました。

U-20日本代表候補は前半30分、2月の日本代表候補合宿にも招集されエディ日本代表ヘッドコーチからも高評価を受けた矢崎由高選手(早稲田大・1年)がトライを決め初得点するも31対7で埼玉にリードを許し前半を終えました。

後半も矢崎選手が活躍しました。伊藤龍之介選手(明治大・1年)からのパスで抜け出すとそのまま走りきり、この日2トライ目を奪いました。

しかし、後半も攻撃の手を緩めなかった埼玉に立て続けにトライを決められ、74対14で勝利とはなりませんでした。

試合後、矢崎選手は「結果としてトライできたことはよかった。格上の相手、強い相手でできなかったことが多かったが、自分たちのやりたいアタックができた部分は収穫だった」と語りました。

また、この試合に出場した日本代表8キャップ、埼玉のベン・ガンター選手は「今日の彼ら(U-20日本代表候補)のパフォーマンスをみて日本ラグビーの未来は明るいと思った」と次世代を担う選手たちのプレーをたたえました。