◇プロ野球 春季キャンプ 練習試合 巨人2-0キューバ(22日、沖縄)

巨人のドラフト4位ルーキー門脇誠選手が初の対外試合を終え「課題がたくさん出た」と振り返りました。

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場するキューバ代表との練習試合に、門脇選手は8番ショートでスタメン出場。

自慢の守備では8回、センターに抜けそうな打球をスライディングキャッチすると、そのまま1回転してファーストへ送球。軽快なフィールディングでアウトを奪ってみせるなど、存在感を示しました。

原監督も「反応の良さが並ではない」と高く評価しましたが、門脇選手は「良かった点は、正直なかった」と反省しきり。

その理由のひとつに挙げたのは、3打数ノーヒットに終わった打撃。

「打席の中でのピッチャーへの対応はすごく課題。悪かった点は1打席目の2ストライク3ボールからの三振。凡打であってもヒットであっても、1打席1打席どの打席でも内容があるなと言われるような、見ていて使ってみたいなと思われる選手が一番強いと思う。そういうところを今後の試合で出していきたい」

また守備でも、理想はより高いところを目指しているという門脇選手。

3回には三遊間への深い打球にスライディングで止めるも、完璧に捕球することはできず。記録は内野安打となり、悔しい表情を見せました。

「しっかり取っていればアウトにできたと自分で感じていたので、すごく悔しいというか、ピッチャーに申し訳ない打球でしたね。当たり前のようにさばいてアウトにするのを目指してやりたい」とコメント。

目標は開幕スタメン。これからの試合では、攻守にさらなるアピールをしていきたいと話しています。