バスケットボールのNBAグリズリーズで日本人最長6シーズン目を終えた渡邊雄太選手が21日、都内で記者会見を行い、日本でのプレーに思いを口にしました。

前日にはインスタグラムで日本復帰を報告。NBAでの6年間には「自分がやれる限りの最大限のことはできた。自分を褒めたい」と話しました。

Bリーグ参戦については、「次に決めたチームで引退するまでやりたい」と渡邊。去年、沖縄でプレーしたワールドカップのことにふれ、「パリ五輪出場を決めた瞬間が、おそらく自分のバスケ人生でいちばんうれしかった瞬間だった。日本のバスケットもこれだけ盛り上がるんだというのを感じた。(日本復帰の)決断に大きく影響したのは間違いない」と話しました。

また「今後のバスケとしては“楽しんでやりたい”というのが一番大きな部分」と話し、「しんどいことも出てくると思いますし、たくさんのチャレンジが出てくると思いますが楽しんで、引退をきめたときに“本当に楽しいバスケ人生だった”と言えるような残りの数年バスケットキャリアを進んでいきたい」と前を向きました。