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「特別な日にプロ初セーブ」巨人・泉圭輔 “長嶋茂雄DAY”で緊急火消し 大勢が降板のアクシデント救う

2024年5月4日 9:33
「特別な日にプロ初セーブ」巨人・泉圭輔 “長嶋茂雄DAY”で緊急火消し 大勢が降板のアクシデント救う
門脇誠選手(左)と泉圭輔投手(右)【画像:日テレジータス】
プロ野球セ・リーグ 巨人8-5阪神(3日、東京ドーム)

巨人は8-4と4点リードの9回に守護神・大勢投手が登板。3球で2アウトを奪いましたが、ここから3連続ヒットを打たれ1失点。するとここで大勢投手が、右肩に違和感を感じ緊急降板。3点差での2アウト1、3塁のピンチ場面で、泉圭輔投手が急きょマウンドに上がります。

ホームランを打たれればたちまち同点となる状況で、打者はこの日2本のホームランを放っている4番大山悠輔選手。「一発だけはダメだと思っていた」という泉投手は、「とにかく低く強い球」を意識し、外角低めにボールを集めます。

カウント3-1の5球目に外角低めのストレート。大山選手は反応しますが、打球は高く打ち上がりセカンドフライ。泉投手はグラブを強くたたき、火消しに成功しました。

泉投手は昨季オフにトレードでソフトバンクから移籍。昨季は3試合の登板にとどまりましたが、新天地の巨人では、ここまで8試合に登板し失点0。プロ入り6年目で、初めてのセーブも記録しました。

この日は巨人の終身名誉監督である長嶋茂雄さんにちなんだ「長嶋茂雄DAY」。泉投手は子どもの頃から巨人ファンと公言していることもあってか、「こういう特別な日にプロ初セーブをさせていただけたのは本当にうれしく思います」と語りました。

ファンに対しては「今日に限らず、引き続き頑張っていきたいです。今2位という状況で、1位の背中も見えていると思います。明日も必死に頑張りますのでよろしくお願いします」と意気込みました。