今季まで中日でプレーしたライデル・マルティネス投手が巨人と契約を結んだと、キューバ紙が報じました。

契約内容は2年総額1600万ドル(約24億円)。マルティネス投手は「読売ジャイアンツと一緒になれてとてもうれしいです。読売ジャイアンツはセントラル・リーグで最高のチームの一つで、常にプレーオフに出場しています。彼らの先発投手は非常に優れており、必要なときにいつでも投げられる準備ができている」とコメントしています。

今季、マルティネス投手は自己最多60試合に登板して2勝3敗、43セーブ、防御率1.09を記録し、自身2度目のセーブ王のタイトルを獲得しました。

中日での通算7年間でも303試合に登板し、14勝18敗、42ホールド、166セーブ、防御率1.71と安定した成績を残し続けていました。

マルティネス投手は過去出場のないポストシーズンについても言及。

中日は2020年に3位でAクラス入りするも、コロナ禍の影響でクライマックスシリーズは中止に。

ポストシーズンでの登板経験がないため「私の夢は日本シリーズに出場して優勝することなので、これは私にとって非常に良い機会です。ジャイアンツなら、決勝に行くチャンスが与えられると分かっています。日本で最も重要なチームのクローザーに選んでくれたことをとてもうれしく思います」とポストシーズンへの思いについても語りました。

SNSでは「リーグ連覇と日本一へ力を貸してください！」、「我らが巨人軍へようこそ」、「鉄壁のリリーフ陣に」と巨人ファンの歓喜の声が多く寄せられました。