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駒澤・田澤廉はトヨタ自動車 青学・近藤幸太郎はSGホールディングス 箱根駅伝を走った4年生の進路#1

2023年4月3日 5:32
駒澤・田澤廉はトヨタ自動車 青学・近藤幸太郎はSGホールディングス 箱根駅伝を走った4年生の進路#1
左:田澤廉選手、右:近藤幸太郎選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
旅立ちの春―。箱根駅伝を沸かせた各大学の4年生は4月から新たなステージに進みます。卒業後も競技を続ける選手もいれば、大学4年間で全うし陸上競技に別れを告げる選手も…。箱根を走ったランナーの卒業後の進路をご紹介します。

■駒澤大 田澤は卒業後も大八木監督と世界へ 主将の山野は九電工

今年の箱根駅伝を制し、史上5校目の大学駅伝三冠を成し遂げた駒澤大学。

大エース・田澤廉選手は、実業団の強豪・トヨタ自動車に入社します。拠点は東京のままで、卒業後も恩師である大八木弘明監督(4月から総監督)の指導を受ける予定です。昨年の世界選手権に出場した田澤選手は、パリ五輪での10000m入賞を目標に掲げており、恩師とともにさらなる飛躍を目指します。

最強のチームを主将としてまとめた山野力選手は九電工へ。駒大の先輩であり、東京五輪男子マラソン補欠だった大塚祥平選手とチームメイトになります。

また、箱根では出番がありませんでしたが、東山静也選手は、地元・富山のYKKで競技を続けます。

一方で、副主将を務め、今年の箱根駅伝では1区2位と好スタートを切った円健介選手は、卒業後は一般企業に就職。大学で競技生活に区切りを付けます。

■中央大 4年連続6区の若林は花王へ

箱根駅伝で2位となり、名門復活をアピールした中央大学。

その主将を務め上げ、箱根駅伝で4年連続で山下りの6区を好走した若林陽大選手は花王へ。カネボウ時代にニューイヤー駅伝で優勝4度を誇る名門で、高岡寿成監督のもと、競技を続けます。

若林選手と共に1年時から箱根ランナーとなった千守倫央選手は、1年先輩の三浦拓朗選手がいる大塚製薬に進みます。

アンカーとして総合2位のフィニッシュテープを切った助川拓海選手は安川電機へ。2013年のモスクワ世界選手権に藤原正和駅伝監督と共に出場し、ロンドン五輪6位入賞の実績がある中本健太郎監督の指導を受けます。

箱根で2年連続8区を担った中澤雄大選手は、地元の福島県に帰り、須賀川市役所に勤務。集大成のレースを走り終え競技を引退します。

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■青山学院大 9人が競技を継続
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