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【センバツ】ベスト8出そろう 春連覇狙う大阪桐蔭&夏春連覇狙う仙台育英が準々決勝へ

2023年3月29日 5:05
【センバツ】ベスト8出そろう 春連覇狙う大阪桐蔭&夏春連覇狙う仙台育英が準々決勝へ
選抜高校野球9日目の結果

◇第95回記念選抜高等学校野球大会9日目(28日、甲子園球場)

大会9日目、天候に恵まれた甲子園球場では3回戦4試合が行われ、春連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)、東海大菅生(東京)、報徳学園(兵庫)、仙台育英(宮城)がベスト8進出を決めました。

◆大阪桐蔭1-0能代松陽

史上初となる2度目の春連覇がかかる大阪桐蔭は能代松陽(秋田)と対戦。

5回まで両チーム無安打と手に汗握る投手戦になりますが6回、能代松陽の8番・佐々木陸仁選手が初ヒットを放ちます。その後1アウト1、2塁としますが、大阪桐蔭先発・南恒誠投手の前にダブルプレーに倒れ得点とはなりません。

すると7回、今度は大阪桐蔭の4番・南川幸輝選手が3ベースヒットを放ちチャンスを作ると、6番・村本勇海選手が見事スクイズを決め、これが決勝点に。接戦を制し大阪桐蔭がベスト8入りを決めました。

◆東海大菅生1-0沖縄尚学

東海大菅生のエース、身長1メートル90センチの日當直喜投手が完投したこの試合。試合が動いたのは4回、東海大菅生が2者連続ヒットでチャンスを作ると、5番・新井瑛喜選手が犠牲フライを放ち先制します。

リードをもらった日當投手は、ランナーをためる場面もありましたが、大きく曲がるカーブやスライダーを武器に119球を投げ切り完封勝利をあげました。

◆報徳学園5x-4東邦

ともに優勝経験がある報徳学園と東邦高校(愛知)が対戦。

報徳学園は1点リードの4回、8番・林純司選手がソロホームラン。さらに3番・堀柊那選手にもタイムリーヒットが飛び出し、2点を追加します。

しかし7回、東邦高校も2本のタイムリーなどで3点を奪い追いつくと、そのまま両チーム一歩も譲らないまま延長10回、タイブレークへ。

そして報徳学園が10回表を無失点で切り抜けると、その裏。1アウト満塁、サヨナラのチャンスで6番・西村大和選手がタイムリーヒットを放ち、報徳学園がベスト8入りを決めました。

◆仙台育英6-1龍谷大平安

昨年の夏を制した仙台育英。先発・湯田統真投手が7回まで被安打3、7奪三振の好投を見せます。

打線も初回に先制すると、その後も着実にリードを広げ6-1で勝利。夏春連覇へ向けベスト8入りを決めました。

◆準々決勝組み合わせ

第1試合 作新学院-山梨学院
第2試合 専大松戸-広陵
第3試合 大阪桐蔭-東海大菅生
第4試合 報徳学園-仙台育英