SBやヤクルトでプレーしたリック・バンデンハークが引退を発表 「(これからは)息子に野球への愛を教えることを楽しみに」
2015年から21年まで日本プロ野球でプレーしたリック・バンデンハーク投手(36)が、自身のSNSなどで現役引退を発表しました。
15年から20年までソフトバンクで、21年はヤクルトに所属していたバンデンハーク投手は通算86試合に先発し、43勝20敗、防御率3.78という成績を残しています。
今後はこれまでの国際的な野球経験を生かして、「このスポーツを国際的に発展させるために力を尽くします」としています。
また、「父がしてくれたように、息子に野球への愛を教えることを楽しみにしています」と家族との時間も大切にしたいと投稿しています。
▽以下、バンデンハーク投手のインスタグラムより
きょう私は正式に現役からの引退を発表させてもらいます。
この20年、野球は私をフロリダ、ボルティモア、ピッツバーグ、サムソン(韓国)、日本のソフトバンクとヤクルトと世界中を旅させてくれました。WBCでは母国のオランダを代表して、プエルトリコ、韓国、日本、そしてアメリカとも戦うことができました。
現役は引退しますが、野球への愛やこれまでに関わってくれた人とのつながりはそのままです。このスポーツを国際的に発展させるために力を尽くします。
野球は私に他文化を学ぶ機会をくれ、さまざまな経験をさせてくれた。これには一生感謝します。
チームメートのみんな、コーチのみなさん、そして家族のみんな、私の夢をかなえるために支えてくれて感謝しています。これから家族ともっと一緒に過ごせることを楽しみにしています。父がしてくれたように、息子に野球への愛を教えることを楽しみにしています。
ファンの皆さんへ、これまでの応援とあなたたちの野球への情熱に感謝しています。みなさんとのいい思い出はずっと胸の中に持ち続けます。みなさんにとっても(私との)いい思い出が胸に残っていることを願います。