65年ぶりの快挙 山本由伸が3年連続で沢村賞を受賞 選考は一騎打ち「東くんと山本くん2人の争いになりました」
日本野球機構(NPB)は30日、オリックスの山本由伸投手が沢村賞に選ばれたことを発表しました。3年連続は、金田正一さんの1958年以来65年ぶりとなります。
今季活躍した両リーグの先発・完投型投手のうち、最も優れた投手に贈られる沢村賞。この日行われた選考委員会には、元ソフトバンク監督・工藤公康さん、堀内恒夫さん、平松政次さん、山田久志さんが出席し、決定します。
選考基準は以下の通りです。
①15勝以上の勝利数
②150以上の奪三振数
③10以上の完投試合数
④2.50以下の防御率
⑤200イニング以上の投球回数
⑥25以上の登板数
⑦6割以上の勝率
平松さんは「東くん、山本くん、この2人の争いになりました」と、DeNA・東克樹投手との一騎打ちだったことを明かしました。
山本投手は今季、最多勝(16勝)、最優秀防御率(1.21)、最多奪三振(169個)、最高勝率(.727)の成績を残しており、史上初となる3年連続で投手4冠を達成。選考基準も4項目(①②④⑦)満たしており、候補に上がりました。
一方DeNAの東投手も最多勝(16勝)、最高勝率(.842)の投手2冠を達成。防御率も1.98をマークするなど、選考基準を3項目(①④⑦)クリアして候補に上がり、『ダブル受賞』の話も出たと言いますが、成績を見て山本投手に軍配が上がったと説明しました。
2013、2014年以来の選考委員に就任した工藤さんは、「東くんは3敗しかしていない。勝ち星は山本くんと同じ。しかし選考基準を4項目クリアしている。そして2年連続で取っていて、今年もしっかりと成績を残したという評価の部分が、東くんよりも上だったと僕自身も思いましたので、私も山本くんを推薦させていただきました」と選考理由を話しました。
今季活躍した両リーグの先発・完投型投手のうち、最も優れた投手に贈られる沢村賞。この日行われた選考委員会には、元ソフトバンク監督・工藤公康さん、堀内恒夫さん、平松政次さん、山田久志さんが出席し、決定します。
選考基準は以下の通りです。
①15勝以上の勝利数
②150以上の奪三振数
③10以上の完投試合数
④2.50以下の防御率
⑤200イニング以上の投球回数
⑥25以上の登板数
⑦6割以上の勝率
平松さんは「東くん、山本くん、この2人の争いになりました」と、DeNA・東克樹投手との一騎打ちだったことを明かしました。
山本投手は今季、最多勝(16勝)、最優秀防御率(1.21)、最多奪三振(169個)、最高勝率(.727)の成績を残しており、史上初となる3年連続で投手4冠を達成。選考基準も4項目(①②④⑦)満たしており、候補に上がりました。
一方DeNAの東投手も最多勝(16勝)、最高勝率(.842)の投手2冠を達成。防御率も1.98をマークするなど、選考基準を3項目(①④⑦)クリアして候補に上がり、『ダブル受賞』の話も出たと言いますが、成績を見て山本投手に軍配が上がったと説明しました。
2013、2014年以来の選考委員に就任した工藤さんは、「東くんは3敗しかしていない。勝ち星は山本くんと同じ。しかし選考基準を4項目クリアしている。そして2年連続で取っていて、今年もしっかりと成績を残したという評価の部分が、東くんよりも上だったと僕自身も思いましたので、私も山本くんを推薦させていただきました」と選考理由を話しました。
最終更新日:2023年10月30日 17:00