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マウンドで「男気」お立ち台では「ユーモア」DeNAバウアーが2つの球団外国人記録

2023年8月26日 9:58
マウンドで「男気」お立ち台では「ユーモア」DeNAバウアーが2つの球団外国人記録
25日の中日戦で今季10勝目を挙げたDeNAのバウアー投手(写真:時事)
プロ野球セ・リーグ DeNA18-2中日(25日、バンテリンドーム)

DeNAは大量18得点で2連勝。先発のバウアー投手が今季128奪三振、10勝目をあげ、2つの球団外国人投手シーズン記録となりました。

この試合8回126球を投げたバウアー投手。2回には3者連続のフォアボールで満塁のピンチを招き、「自分でも何が起きていたかわかりませんでした」と振り返ります。それでも「ミットに集中してボールを投げ込み、打球が野手のところに飛んでくれるのを願ってボールを投げ続けました」と2者連続三振でピンチを脱します。その後2失点しますが、粘り強く抑えました。

マウンドを降りたあとも、続投したいとの意思表示なのか、ベンチで長らく話し合いをしていたバウアー選手。

男気あふれる助っ人はこの日7つの三振を奪い、今季ここまで128奪三振。2003年にドミンゴ投手がマークした球団外国投手のシーズン記録(123奪三振)を20年ぶりに更新しました。さらに、シーズン10勝目をあげ、球団歴代外国人投手で2人目となる2桁勝利を達成。こちらも2017年のウィーランド投手の10勝に並ぶ球団記録となります。

ヒーローインタビューでは、「少し疲れはありますけど、すばらしい気持ちです。10勝をとれたこと、野手がすごくいい攻撃をしてくれたこと、すごくうれしい気持ちです」と喜びのコメント。「勝ち続けていくしかないので、みなさんのためにもベストをつくしたいと思います」と力を込めました。

また、3回からグラブを変更したことについて問われると、「審判から『グラブかっこよすぎるんじゃないか。ほかの選手がうらやましがっちゃうので変えてくれないか』と言われたので、変えました…というのは冗談です」とユーモアを交えながら語りました。