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広島が8回3点差を逆転 決勝打の末包昇大「諦めずに全員がやっていた」 小園海斗は大苦戦の9月に思い語る

2024年9月21日 17:44
広島が8回3点差を逆転 決勝打の末包昇大「諦めずに全員がやっていた」 小園海斗は大苦戦の9月に思い語る
広島の末包昇大選手
プロ野球セ・リーグ 広島5-4巨人(21日、マツダスタジアム)

広島が終盤の逆転劇で連敗を4で止めました。

1-4と3点の追う8回、巨人3番手のケラー投手から2アウト1、3塁とし、秋山翔吾選手がタイムリーを放ち、2点差に迫ります。

なおも1、3塁と続くチャンスで巨人は左腕の高梨雄平投手に交代。広島は小園海斗選手の初球に、代走の1塁ランナー羽月隆太郎選手が盗塁を成功させ好機を広げると、小園選手はライト前へはじき返し、浅野翔吾選手の後逸もあり一気に同点となります。

さらに2アウト1、3塁から末包昇大選手がこの回3人目の船迫大雅投手からつまりながらもレフト前へ、決勝のタイムリーヒット。前日4位に転落した広島は、連敗を4で止める、大きな1勝となりました。

小園選手と末包選手がお立ち台へ。連敗を止めたものの9月は4勝14敗と大苦戦。

小園選手は「悔しいですし、なかなか勝てないゲームも多いんですけれど、毎日必死にやっていますし、ファンの方の前で勝てるようにという気持ちでやっている」と思いを語ります。

決勝打を放った末包選手は「みんながつないで、点差があった中で諦めずに全員がやっていた中で、最後自分が回してもらったので、ここで決めなきゃなと思っていた。結果の出ない自分にも悔しかったですし、チーム(の結果)も悔しかった。8回試合が終わっていない中で空席が目立って悔しいですよ。でも仕方がないと思う。応援したいというチームになりたい」と滴る汗を拭いながら答えました。
最終更新日:2024年9月21日 17:44