◇MLBカージナルス6-5ドジャース(日本時間31日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの山本由伸投手がカージナルス戦に先発登板。チームは延長の末に敗れましたが、山本投手は5回無失点の快投をみせました。

山本投手は韓国ソウルでの開幕シリーズでメジャー初登板。初回に5失点を喫するほろ苦いデビュー。それを払拭するマウンドとなりました。

ロバーツ監督は試合前に「ヨシノブを見ていて思うのはマインドセット(考え方)のようなものが揺らいでいないということだ。そこにはまだ自信があると思う。韓国戦以降、いくつか改善された」とコメント。指揮官の期待に応えました。

メジャーリーグは、日本より長距離移動があり、今回も韓国からアメリカへ長距離移動がありました。その変化に「彼は学ぼうとしているんだ」と山本選手の姿勢を評価。「韓国への往復や、ここロサンゼルスの生活に再適応するのは大変なことだが、彼はいい状態にある」と話しました。

記者から山本投手が緊張するのか聞かれ、「そうは思わない」と即答。「彼のキャリアの中で、何度か大舞台で投げているからね。アドレナリンが出たり、緊張したりするのは誰にでもあることだと思う。でも、それがあの前回登板の結果だとは思わない」と力強く話し、山本投手への信頼を明かしました。