ドジャースの大谷翔平選手が日本時間26日、通訳を務めていた水原一平氏が違法賭博疑惑で解雇されたことをめぐり声明を発表。それを現場で見ていたロバーツ監督が思いを語りました。

会見で大谷選手は、違法賭博への自身の関与を全面否定。また、水原氏が大谷選手の口座からお金を盗んでいたと説明し「信頼していた方の過ちというのを悲しくというか、ショックです」と心境を語っていました。

ロバーツ監督は「ショウヘイはとても正直だったと思う。だから私は私たちの組織は彼をサポートしているんだ。彼が何を知っていたのか、何を知らなかったのか、多くの質問に答えてくれた」とコメント。

会見にはロバーツ監督だけではなく、チームメートのヘルナンデス選手やケリー投手らも見守りました。仲間思いの選手らについて「フィールドでは選手やスタッフは出ていたけど2人はおそらく情報を入手し、サポートに来てくれたんだと思う」と話し、「私たちはみんな足並みを揃えている。お互いに支え合っている。それが大きな部分だと思う。我々全員が前進するための大きな一歩になったと思う」とチームの団結力を改めて確認します。

大谷選手の今後について「前に進み、当局にこの件を任せて、ただ野球に集中することを願っている」と話しました。