大谷翔平の声明で見えた水原一平氏の“5つの裏切り” 大谷の口から6度『嘘』という言葉
■水原氏は“信頼していた方”
大谷選手は声明の冒頭、「僕自身は何かに賭けたり、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたり、それを頼んだりということもないですし、僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を依頼したことももちろん全くありません」と自身の潔白を説明。
水原氏が違法賭博で巨額の借金をつくり、大谷選手の口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していたということです。
大谷選手は水原氏のことを『信頼していた方』と表現しましたが、声明の中で「嘘」という言葉を6度使い、水原氏の行為について説明しました。
ここでは水原氏が大谷選手に対して行った裏切り行為について整理していきます。
■1つめの裏切り
水原氏は違法賭博で巨額の借金をつくり、大谷選手の口座から勝手にブックメーカーへ送金していたということです。
■2つめの裏切り
開幕戦で韓国にいる際に、大谷選手の代理人に対し、「大谷選手自身が違法のブックメーカーに関与しているのではないか」とメディアから連絡があったそうですが、この取材について水原氏は大谷選手には伝えていませんでした。
■3つめの裏切り
水原氏は大谷選手の代理人らに対し、借金は自身のものではなく、某友人の肩代わりとして支払ったと、当初説明していました。
■4つめの裏切り
水原氏は翌日にその言葉を覆し、借金は自身でつくったもので、それを大谷選手が肩代わりしたと代理人に説明したということです。
■5つめの裏切り
水原氏の借金や大谷選手が肩代わりしたということについて、水原氏は大谷選手と既にコミュニケーションをとっていると代理人に話しましたが、大谷選手は何も知らされていなかったということです。
大谷選手がことのあらましを知ったのは開幕戦後のミーティング、さらにはホテルに帰り水原氏と会話したときで、代理人含めて水原氏に嘘をつかれていたことや、巨額の借金の存在、ブックメーカーへの送金の流れを初めて知ったということです。