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ヤクルトが終盤の劇的逆転で2年連続の日本シリーズに進出 阪神に3連勝

2022年10月14日 22:33
ヤクルトが終盤の劇的逆転で2年連続の日本シリーズに進出 阪神に3連勝
ヤクルト・高津臣吾監督
プロ野球セ・リーグ クライマックスシリーズFinalステージ ヤクルト6-3阪神(14日、神宮球場)

ヤクルトが終盤の劇的な逆転劇で阪神に勝利。3連勝で日本シリーズ進出を決めました。

連勝で日本シリーズ進出に一気に王手をかけたヤクルトの先発は高橋奎二投手。2回に3つのフォアボールで2アウトながら満塁のピンチを招きます。ここは阪神・青柳晃洋投手を空振り三振に切って取り無失点とします。

しかし両チーム無得点で迎えた4回、阪神・陽川尚将選手に犠牲フライで先制を許すと、続く5回には2アウト3塁2塁のピンチから大山悠輔選手に2点タイムリーを浴び、5回3失点で降板。

一方打線は阪神先発・青柳投手の前に6回まで3安打無得点に抑え込まれます。それでも7回、フォアボールとデッドボールなどで2アウト満塁のチャンスを作ると、山崎晃大朗選手がファーストへのゴロを打たされますが、これが阪神のファースト・マルテ選手の悪送球を誘い2点を返します。

その後2アウトながら満塁となり、打席には村上宗隆選手が入ります。村上選手はカウント2-2からの6球目、阪神・浜地真澄投手のストレートに手を出すと、ボテボテのピッチャーへのゴロとなります。

万事休すかと思われましたが、打球を捕球した浜地投手のグラブトスが高く上がり悪送球に。村上選手は1塁にヘッドスライディングして内野安打となり、さらにボールがファウルゾーンを転がる間に3人のランナーがすべて生還。

村上選手のタイムリー内野安打と阪神のエラーで3点を追加し、ヤクルトがこの回一挙5点を奪って逆転に成功します。

さらに8回にもキャプテン・山田哲人選手のタイムリーで1点を追加。6-3とリードを3点に広げます。

最後は守護神・マクガフ投手が9回を三者凡退の無失点で締めてヤクルトが6-3で勝利。クライマックスシリーズファイナルステージ3連勝で2年連続で日本シリーズ進出を決めました。