【ラグビーW杯】開催地フランスで進められていたエコな取り組み ポテトの容器はプラスチック製?
フランスで現在行われているラグビーワールドカップ。今大会、報道陣にあるものが配られました。
それは水筒です。メディアルームには、ペットボトルでの飲み物の提供がありません。そこにあるのは、ホットコーヒーが入っているタンクと紙コップ。さらに、大会公式サポーターが提供する、飲料水が入っているサーバーが設置されています。
報道陣は、このタンクから水筒に飲料水を入れ、水分を補給することが出来ます。これはゴミを減らす活動の一貫でもあるといいます。
提供しているのは、フランスのミネラルウオーターメーカーの「ボルヴィック」。大会を通じて、環境への影響をできる限り軽減し、環境への責任を果たすことを掲げています。
日本でも同じですが、フランスでは、スーパーマーケットなどのレジ袋は有料。市民の多くはエコバッグを使用して買い物をしていました。
また、総菜を購入するとプラスチックではなく“木製”のスプーンやフォークなどが渡されます。
さらに日本では多く見られる、果物などの包装で使用されている緩衝材は使われておらず、そのままの状態で売られているものがほとんどです。
大手ハンバーガー店の『マクドナルド』では、イートインでポテトを購入すると、日本では紙の箱に入って提供されますが、フランスでは、プラスチック製の容器に入れられて提供され、食事後は返却する必要があります。
少しでもゴミを減らし、環境にもいいことがフランスでも推し進められていました。