◇プロ野球セ・リーグ 阪神6-3DeNA（31日、京セラドーム）

阪神は3点リードで迎えた9回、WBCにも出場した侍ジャパンの湯浅京己投手をマウンドへ送ります。

湯浅投手は昨季45ホールドポイントで、最優秀中継ぎ投手賞を獲得。今季からは9回のクローザーを務めることになりました。

抑えとしてのデビュー戦はコントロールに苦しみます。1アウトを奪うも、3つの四球で1アウト満塁のピンチ。

しかしここから実力を発揮。佐野恵太選手を3球三振。ソト選手を高めの力のこもったストレートで、ショートフライに打ち取り、無失点で試合を締めくくりました。

湯浅投手は開幕戦でプロ初セーブを記録。試合終了時には安堵（あんど）の表情を見せ、梅野隆太郎選手と抱擁を交わしました。

ヒーローインタビューでは「ヒヤヒヤさせてすみませんでした」とファンに謝罪。それでも「自分自身はいけると思いながらWBC期間も過ごしてきたので、しっかりここに戻ってこられて良かったです」とコメント。今季は守護神としての活躍を目指します。