サッカーアジアカップは日本時間29日と30日に、決勝トーナメント1回戦が2試合行われ、ヨルダンとカタールがそれぞれ勝利し準々決勝進出を決めました。

ヨルダンと対戦したのは、グループステージで日本を下し1位通過を決めたイラク。前半アディショナルタイムにヨルダンのヤザン・アルナイマト選手がイラクDFのミスをついてボールを奪うと、そのままボールを運び先制。

しかし後半23分にコーナーキックからイラクのサード・ナティク選手に頭で押し込まれ同点となると、後半31分にもクリアミスしたボール奪われ失点。逆転を許します。

それでもヨルダンは後半アディショナルタイム5分にゴール前の攻防を制し同点に追いつくと、その2分後にニザル・アルラシュダン選手がミドルシュートを決め、逆転に成功しました。3-2で劇的な逆転勝利を収めたヨルダンは、準々決勝でタジキスタンと対戦します。

またパレスチナと対戦したカタールは、前半38分に失点しますが、前半アディショナルタイムに追いつくと、後半3分にゴール前でファウルをもらいPKを獲得。これをアクラム・アフィフ選手が冷静に決め逆転に成功すると、その後リードを奪い続けたカタールが2-1で勝利しました。

カタールはウズベキスタン対タイの勝者と準々決勝で対戦します。