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【DeNA】CS進出へ前進 代打・宮崎敏郎が“打ち直し”決勝2ラン 投手陣は8回までノーノー

2024年9月30日 21:43
【DeNA】CS進出へ前進 代打・宮崎敏郎が“打ち直し”決勝2ラン 投手陣は8回までノーノー
決勝2ランを放ったDeNA・宮崎敏郎選手(写真:時事)
プロ野球セ・リーグ DeNA2-0阪神(30日、甲子園球場)

DeNAが敵地での阪神戦に勝利し、クライマックスシリーズ(CS)進出へ前進しました。

4位・広島と1.5ゲーム差でCS進出圏内の3位につけているDeNAは、5回まで毎回の7安打を放ちながら先発・青柳晃洋投手、4回から登板した村上頌樹投手を攻略できません。

それでも両チーム無得点で迎えた6回、1アウト1塁から代打・宮崎敏郎選手が試合を動かします。村上投手の3球目、内角へのストレートをとらえると打球はレフトポール際を通過しスタンドへ。ファウル判定となり、DeNA・三浦大輔監督がリクエストを要求しますが、ビデオ検証でも判定は変わらずファウルのままとなります。それでも仕切り直しとなった4球目、またも内角にきたストレートをとらえると、今度は正真正銘レフトスタンドに飛び込む14号2ランとなり貴重な先制点をもたらします。

援護をもらった先発・吉野光樹投手は6回まで四死球とエラーでランナーこそ許すもののヒットを許さず。6回94球でマウンドを後に託すと、7回・伊勢大夢投手、8回・佐々木千隼投手もヒットを与えません。

偉業達成も見えてきた9回のマウンドには27セーブを挙げている守護神・森原康平投手があがります。しかし、先頭の近本光司選手への2球目、フォークをレフト前にはじき返されヒットとなり“ノーノー”はストップ。それでも、この回を無失点に抑え完封リレー。クライマックスシリーズでの対戦も考えられる阪神相手に勝利しました。

DeNAは試合のなかった広島とのゲーム差を『2』とし、CS進出に一歩前進しました。
最終更新日:2024年9月30日 21:54