ヤクルトの村上宗隆選手が4月15日の広島戦以来、15日ぶりに全打席で三振せず、チームの勝利に貢献しました。

村上選手は初回第1打席、外角低めのボールをしっかり見極め、フォアボールで出塁。1アウト満塁のチャンスをつくりましたが、続くサンタナ選手が併殺打となり無得点に終わります。

続く3回の第2打席、1アウト1・3塁のチャンスで迎えた第2打席は、2球目のストレートをレフト方向に打ち上げる犠牲フライで1点先制。村上選手の犠牲フライは2021年6月22日の広島戦以来677日ぶりで、ヤクルトは3試合ぶりに先制点を奪いました。

さらに5回の第3打席では、2ストライクと追い込まれるもファウルで粘り、フルカウントで迎えた8球目、外角ギリギリのストレートをレフト方向へはじき返すタイムリーでリードを広げました。

第4打席はレフトフライに倒れたものの、この日は「三振」がなかった村上選手。4番の仕事でチームの勝利に貢献しました。

試合前打率が.148と不振に苦しんでいた村上選手ですが、この日は2打数1安打2打点と大活躍。チームの連敗を『7』でストップさせました。