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阪神が広島に今季3勝目 ロハスJr2ランと継投策で1点差を粘り勝ち

2022年8月5日 22:29
阪神が広島に今季3勝目 ロハスJr2ランと継投策で1点差を粘り勝ち
決勝点となる2ランホームランを放った阪神のロハス・ジュニア選手
プロ野球セ・リーグ 阪神3-2広島(5日、マツダスタジアム)

阪神が今季11敗している広島に対し、3勝目を挙げました。

広島の先発・大瀬良大地投手に対し、初回から連打で出塁し、4番・佐藤輝明選手の犠牲フライで1点を先制した阪神。4回には、コロナ陽性判定となった大山悠輔選手の代わりとして、この日1軍昇格しスタメン出場のロハス・ジュニア選手がライトスタンドへの完璧な2ランホームラン。3-0と突き放します。

先発は西勇輝投手。ヒットを許しつつも、3回までは2塁を踏ませないピッチング。しかし4回裏、2ランホームランで得点した直後に、広島の5番・坂倉将吾選手と7番・小園海斗選手にタイムリーを許し、3-2の1点差に迫られます。

5回を3人で終えた西投手でしたが、6回の1アウトを取ったところで、4回にタイムリーを許した坂倉選手を前に2番手の岩貞祐太投手に交代。阪神は早めの継投策に入ります。

岩貞投手が引き継いだ6回を無失点で抑えると、7回は3番手の浜地真澄投手がわずか5球で三者凡退とします。

しかし打撃では6回から8回まで三者凡退と、広島のリリーフ陣を打ち崩せないでいた阪神。1点差のまま迎えた8回裏からは、4番手・湯浅京己投手がマウンドへ。ショート・中野拓夢選手によるエラーも絡み、ノーアウト1、2塁という、一打同点の大きなピンチを迎えます。

それでも続く広島の3番・秋山翔吾選手をレフトフライに仕留めると、4番・マクブルーム選手、5番・坂倉将吾選手を空振り三振に。広島に流れを渡しません。

9回表は1アウト満塁と追加点のチャンスでしたが、痛恨のダブルプレーで3アウト。裏の守備に入った阪神。

この回からは5番手・岩崎優投手が登板。2アウトとし、広島の8番・會澤翼選手に4連続のファウルで粘られます。しかし10球目、外角へのストレートでライトフライに抑え3アウト。1点差の戦いを阪神が制しました。

阪神はこれで広島に今季3勝目。広島はこれで7連敗となっています。
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