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【MLB】両チーム合計8HRの乱打戦はパドレスが制す 大谷翔平は2つのメモリアル打 松井裕樹は4試合連続無失点

2024年4月13日 15:49
【MLB】両チーム合計8HRの乱打戦はパドレスが制す 大谷翔平は2つのメモリアル打 松井裕樹は4試合連続無失点
チームメートとハイタッチする大谷翔平選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLB パドレス8-7ドジャース(日本時間13日、ドジャー・スタジアム)

両チーム合計8本のホームランが飛び出した乱打戦は、パドレスが勝利しました。

パドレスは初回、4番マニー・マチャド選手がドジャース先発の山本由伸投手から、2ランホームランを放ち、幸先よく先制に成功します。

その裏、ドジャースは1アウトランナーなしで大谷翔平選手が松井秀喜氏に並ぶメジャー日本人歴代最多175本塁打を放ち1点を返します。

パドレスも直後の2回表にキム・ハソン選手がソロホームランを放ち再び2点差。それでも2回裏にドジャースは5番マックス・マンシー選手のソロホームラン、1番ムーキー・ベッツ選手のスリーランホームランで、一挙4得点を奪い逆転します。

3回裏にもテオスカー・ヘルナンデス選手が2ランを放ち7-3とリードを広げたドジャース。5回裏には大谷選手が日米通算1000安打をマークし、1日に2つのメモリアル打を放ちます。

パドレスも負けじと6回表、ジェーク・クロネンワース選手のソロで1点を返すと、7回表にはフェルナンド・タティス選手の2ランホームランなどで3得点を挙げ、7-7の同点に追いつきます。

追いついたパドレスは7回裏、松井裕樹投手が3番手として登板。先頭のベッツ選手を空振り三振に抑えるも大谷翔平選手にツーベースヒットを許しピンチを招きます。その後、2アウト1、2塁となりますが最後はマンシー選手を三球三振にきってとり、1回無失点の好投を見せました。

両者譲らない試合は、8回以降スコアが動かずそのままタイブレークの延長戦へ。迎えた11回表、2アウト2塁からルーキーの8番ジャクソン・メリル選手がドジャース7番手アレックス・ベシア投手の高めのストレートを捉え、レフトへのタイムリーヒット。パドレスが1点勝ち越しに成功。その裏、元阪神のロベルト・スアレス投手が回またぎでドジャース打線を抑え、両チーム8本塁打が飛び出した乱打戦をパドレスが制しました。

4号ソロを放った大谷選手は5打数3安打1打点、打率は.353に上昇。山本投手は5回91球を投げ被安打4、6奪三振、1四球、3失点。9試合目の登板となった松井投手は1回15球を投げ被安打1、1四球(申告敬遠)、2奪三振、無失点。4試合連続無失点となり防御率は1.08となりました。