◇2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 決勝ラウンド 準決勝 日本6x-5メキシコ(現地20日、アメリカ・マイアミ)

この日の準決勝で先発マウンドに上がった侍ジャパン・佐々木朗希投手が、自身の投球や劇的勝利を収めたチームについて振り返りました。

「イニングも大体決まっていたので、とにかく全力で抑えようと思って入りました」と振り返るように、初球いきなり161キロのストレートを投げ込むなど、気合いの入った投球を続けます。

しかし4回表、連続ヒットで2アウト1、2塁の場面を招くと、6番・ウリアス選手に痛恨の3ランホームランを浴び、佐々木投手は4回64球5安打3失点という悔しい結果でマウンドを降りました。

この投球内容について「ホームランを打たれた場面に関しては、配球は間違っていなかったと思うので、投げきれなかったところが反省点かなと思います」とコメント。

降板後はベンチで手を合わせて祈るように応援する姿があった佐々木投手。「(打線が)打ってくれると思って信じて見ていましたし、打ってくれて本当に最高です。絶対勝ってくれると信じて応援していました」と、ベンチでの心境を明かしました。

また21才という若手ながら準決勝の先発という大役を背負ったことについて「雰囲気も日本と違いますし、バッターもすごくレベルが高い中で投げられて、打たれてしまったんですけど、すごく良い経験が出来たと思います」と振り返りました。