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【巨人】ヤクルトに9回勝ち越し逆転勝利 接戦を制する

2023年9月5日 21:29
【巨人】ヤクルトに9回勝ち越し逆転勝利 接戦を制する
巨人の原辰徳監督
プロ野球セ・リーグ 巨人4-3ヤクルト(5日、神宮球場)

巨人はヤクルトに4-3と逆転勝利し、接戦を制しました。

この日、巨人は自身初の10勝目を狙う山崎伊織投手が先発登板しますが、2回にヤクルト・古賀優大選手に先制タイムリーを打たれ先制点を許します。

1点を追いかける巨人は4回、1アウト3塁の場面で3番・丸佳浩選手が打席へ。初球のストレートをとらえると、ボールはセカンドとライトの間に落ち、この間にランナーが生還。同点に追いつきます。

しかしそのウラ、2アウト1塁で打席に入ったサイスニード投手に、来日初ホームランの2ランHRを献上。再びリードを許します。

それでも5回、先頭の吉川尚輝選手がヒットで出塁すると、中山礼都選手もヒットを放ち1アウト1、2塁。続く山崎投手はショートゴロに倒れますが、1番の梶谷選手が1、2塁間にぬけるライト前タイムリーヒットを放ち、1点差とします。

追いかける巨人は7回、先頭打者・秋広優人選手のヒットで出塁します。ここで秋広選手に代わり、重信慎之介選手が代走で1塁に入ります。しかし続く中山選手の打席。カウント2-3で迎えた9球目、ヤクルト・星知弥投手の投じたフォークを見逃し三振とし、さらに2塁への盗塁を狙った重信選手も、キャッチャー・古賀優大選手の送球に阻まれ、一気にゲッツー。この回追加点とはなりません。

それでも8回、またも先頭の梶谷選手がヒットで出塁すると、続く門脇選手の送りバントを、ヤクルトのサード・村上宗隆選手がファーストへ悪送球。この間にランナーが進み1、3塁とチャンスを作ります。

ここで打席にこの日タイムリーを打っている丸選手が、犠牲フライを放ち、ランナー生還。巨人が同点に追いつき、試合を振り出しに戻しました。

さらに9回、1アウトから吉川尚輝選手がバットを折りながらも、打球をセンター前に落とし、出塁します。

続く重信慎之介選手の打席で、ヤクルトの5番手、石山泰稚投手は1塁の吉川選手にけん制球。これが大きくそれ、吉川選手は2塁へ。さらに処理に手間取っているのを目にすると、一気に3塁へ滑り込みセーフとなりました。

そして、重信選手がたたきつけるようにセカンドへのゴロを放つと、吉川選手が俊足を生かし、ホームに生還。巨人が勝ち越しに成功しました。

そのまま逃げ切った巨人が接戦を制しました。