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“第91代4番”中田翔が先制打 先発の山崎伊織が投打で大活躍で中日に初勝利でカード勝ち越し

2022年8月11日 17:25
“第91代4番”中田翔が先制打 先発の山崎伊織が投打で大活躍で中日に初勝利でカード勝ち越し
初の4番で勝利した巨人・中田翔選手
プロ野球セ・リーグ 巨人6-1中日(11日、バンテリンドーム)

巨人は、前日10日の中日戦で決勝弾を放った中田翔選手が、巨人に加入後初めて4番でのスタメン出場となりました。

ここまで不動の4番だった岡本和真選手は6番で出場。

初回に、「読売巨人軍第91代4番」となった中田選手が、中日の先発・松葉貴大投手からセンター前に打ち返します。巨人で初の4番となった第1打席をタイムリーで、先制に成功します。

一方、2回に6番で打席が回ってきた岡本選手は、第1打席は三振に倒れました。

巨人の先発は、4勝目を目指す山崎伊織投手。初回を3者連続で内野ゴロで打ち取り、安定した立ち上がりを見せます。2回には、中日・木下拓哉選手に四球を出してしまいますが、レビ―ラ選手に見逃し三振、この日1軍登録され、プロ初のセカンドで出場の京田陽太選手にセカンドゴロで、エラーが重なり、ピンチを広げるも、バックに助けられ、無失点で切り抜けました。

さらに巨人は4回、岡本選手が四球で出塁すると、続く7番の大城卓三選手がセンター前へのタイムリーヒットで追加点をあげました。

山崎投手は、絶好調。5回終了時、15個のアウトのうち、12個を内野ゴロでアウトを取り、勝利投手の権利を得ます。

6回の巨人の攻撃では、その山崎投手が2アウト1、2塁のチャンスで打席へ。先発松葉投手の初球をレフト線へ打ち返し、2点タイムリーツーベース。自身で4勝目をたぐり寄せます。さらに続く吉川尚輝選手もタイムリーで、この回一挙3得点で、リードを5点に広げます。

しかし、その直後のイニングで中日が逆襲。先頭の大島洋平選手、岡林勇希選手が連続ヒット。阿部寿樹選手が四球でノーアウト満塁のチャンスを作ります。続くビシエド選手はライトフライに倒れるも、木下選手がタイムリーを放ち1点を返しました。

一方中日は、根尾昂投手が6回途中から登板。イニングをまたいでの出番となりましたが、北村選手を空振り三振。丸佳浩選手、大阪桐蔭の先輩・中田選手、ウォーカー選手をしっかり打ち取りパーフェクトピッチングを見せました。

しかし巨人は攻撃の手を緩めず。9回には、ヒット、連続四球などで2アウトながら満塁のチャンスを作ると、打席には代打・ポランコ選手。中日の5番手・森博人投手から四球を選び押し出しで追加点。

9回、5点のリードをもらってマウンドには、巨人・クロール投手。打者を3人で打ち取り、巨人が連勝。

先発の山崎投手は、自身連勝で4勝目をあげました。