メジャーリーグのボストン・レッドソックスでプレーしていた澤村拓一選手(34)が28日、ロッテで入団会見を開きました。

背番号は54。澤村投手は20年に巨人からトレードでロッテに入団。ロッテでは22試合に登板し、防御率1.71、13ホールドとリリーフの柱として活躍。3年ぶりの復帰に「日本一熱いファンの前で投げられることにとても興奮している」と喜びを口にしました。

日米複数球団からオファーがあった澤村投手ですが、ロッテを選択した理由について聞かれると「僕がアメリカに行く際に、快く送り出してくれた千葉ロッテというチームに対しての義理を守るのもそうですし、隣にいらっしゃる吉井監督が、監督に就任されたことも自分の中では大きい」と話しました。

吉井監督は「リリーフ投手として活躍してほしい。実力はわかっているので心配していない。メジャーでの経験を若い選手に話してもらって、若手の面倒をしっかり見てもらえれば」とマウンド以外の部分でも期待しています。

澤村投手は「僕は千葉ロッテマリーンズで勝つためにきたので、(自分の経験を)いろいろな方面から伝えられればいいかなと。先頭に立って引っ張っていけるような存在になりたい」と、ロッテでの全力投球を誓いました。