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「愛される選手になるね」パドレス・松井裕樹が4か国語披露 報道陣からは拍手も

2024年2月12日 13:00
「愛される選手になるね」パドレス・松井裕樹が4か国語披露 報道陣からは拍手も
キャンプ初日を迎え、4か国語であいさつしたパドレス・松井裕樹投手(写真:AP/アフロ)
メジャー移籍1年目のパドレス松井裕樹投手が日本時間12日、キャンプ初日を迎えました。全体練習前には報道陣の取材に応じ、英語、スペイン語、韓国語、日本語の4か国語を用いた対応を披露しました。

バッテリー組キャンプイン初日、報道陣の前に姿を現した松井投手は「自分から言っていいんですか?」と確認すると、流ちょうな英語とスペイン語で「こんにちは。私の名前は松井裕樹です」と自己紹介を行いました。

コロナ禍に勉強を始めたという松井投手は、その後も英語でパドレス関係者やエージェント、古巣の楽天やファンへの感謝を伝えました。

そして英語で、「サンディエゴのパドレスファンの皆さん、はじめまして。よろしくお願いします。自分の投球でチームの勝利に貢献できるよう、常にベストを尽くすことを約束します。素晴らしい街の一員になれたことを家族ともども嬉しく思います。本当にありがとうございます」とあいさつを締めくくりました。

カンニングペーパーを見ることなく約1分45秒にわたり2か国語を用いて流ちょうに話した松井投手に、取材陣からは拍手が送られました。

「サンディエゴはメキシコも近いのでスパニッシュも入れてというところで。英語の先生と一緒に作りました」と、パドレスの本拠地・サンディエゴがメキシコに近いという土地柄も踏まえスペイン語を混ぜたことを明かした松井投手。

質疑応答では韓国メディアからチームメートになるキム・ハソン選手とコ・ウソク投手の印象について問われると「まだ挨拶しただけなんですけど」と答えたあと、韓国語でも自己紹介をしました。日本語を含め4か国語を用いた“マルチリンガル”な取材対応で、取材陣を大いにわかせました。

SNSでは「英語ペラペラやん」「MLB挑戦見据えて何年も前から準備してたのか」「英語のアクセントうますぎわろた」「新天地でも愛される選手になるね」といったコメントが寄せられています。